こんにちは、kloopです。
今回はTelegram(テレグラム)とは?どういったソフトウェアかを解説していきます。
本記事を読んで欲しい人
- テレグラムのシステム開発がどこなのか知りたい人
- テレグラムを使うメリットが知りたい人
- 本当に安全なのか知りたい人
それではみてみましょう。
Telegram(テレグラム)とは?
使い方については下記記事を確認してください。日本語化からプロフィールの設定方法まで画像付きで解説しています。
シークレットチャット機能についてはこちらを参照してください。
テレグラムはクラウド型のSNSアプリに分類されます。
動作OSは、iOS、Android、Windows、MacOS、Linuxです。通常使う端末であれば全て対応しています。
2013年に「Nikolai Durov(ニコライ・ドゥーロフ)」、「Pavel Durov(パーヴェル・ドゥーロフ)」の兄弟によって開発されました。
この兄弟はロシアで「VK(フコンタクテ)」を設立しています。ロシア版Facebookと言われています。
始めはロシアで開発しており、2014年ドイツへ拠点を移しました。その後、拠点を現在のドバイとし開発を続けています。
初期はロシアで開発されていたため、ロシア製と思われる事が多いです。
ですが、開発者のパーヴェル・ドゥーロフはロシア政府に反抗しまくってロシアを追い出され現在フランス人の起業家になります。
開発者の経歴は?


パーヴェル・ドゥーロフはVK(フコンタクテ)を設立、運営に携わっていましたが、
2014年4月に反政府運動者の個人データをロシアの治安機関に引き渡すことを公に拒否し、その後VKのCEOを退任させられロシアを離れました。
9 years ago I defended the private data of Ukrainians from the Russian government — and lost my company and my home. I would do it again without hesitation. https://t.co/GUFCjbqDc5
— Pavel Durov (@durov) March 7, 2022
9年前、私はロシア政府からウクライナ人の個人情報を守り、会社と自宅を失いました。私は躊躇することなく、もう一度やりたいと思います。
こちらのツイートでも当時を語っています。
この頃からテレグラムの開発に集中します。スイス銀行から3億ドルの融資を受け、テレグラムの本社をドイツのベルリンにおき、その後ドバイに移転しています。
その後彼は2021年8月25日にフランス国民となり、ドバイに在住でテレグラムのCEOとして現在に至ります。
テレグラムの資金源は?
気になりますよね。
昨年までは彼のポケットマネーでの運用が主になっていました。
2022年からTelegram Premium(サブスクリプションサービス)を新しく開始しました。こちらからユーザーに資金を募る形で開発、運用を続けています。
そんなにお金あるの?
彼はVKの株式の売却、テレグラムの所有権等で、2022年にフォーブスの億万長者リストに掲載されています。
純資産151億ドル(日本円で約1兆9000億円)世界で112番目にお金持ちとされています。
とは言っても減っていくため
パーヴェルCEOは下記のメッセージを残しています。
Telegramのアクティブユーザーが5億人に近づくにつれ、多くの方が疑問を持っています。
この成長をサポートするために誰がお金を払うのでしょうか?結局のところ、ユーザーが増えるということは、トラフィックやサーバーにかかる費用も増えるということです。
私たちのような規模のプロジェクトが継続するためには、少なくとも年間数億円の資金が必要です。
Telegramの歴史の大半は、私が個人の貯蓄から会社の経費を支払っていました。
しかし、現在の成長でTelegramは数十億人のユーザーに達する勢いであり、適切な資金を必要とします。
技術プロジェクトがこの規模になると、一般的には2つの選択肢があります – コストをカバーするためにお金を稼ぎ始めるか、会社を売却するかです。
したがって、Telegramはどちらの道を歩むのだろうかという疑問が生じる。私たちの計画を明確にするために、いくつかのポイントを挙げたいと思います。
- Whatsappの創業者のように会社を売却するつもりはありません。
世界は、ユーザーが尊重され、高品質のサービスが確保される場所として、Telegramが独立し続けることを必要としています。
Telegramは、完璧さと誠実さを追求するテック企業の例として、世界に貢献し続けなければなりません。
そして、先人たちの悲しい例が示すように、企業の一員になればそれは不可能なのです。 - Telegramは、長い間、ここにとどまる。私たちは8年以上前に個人使用のためにアプリの開発を始め、それ以来長い道のりを歩んできました。
その過程で、Telegramは、暗号化、機能性、シンプルさ、デザイン、スピードなど、様々な面で人々のコミュニケーションのあり方を変えました。
この旅はまだ始まったばかりです。私たちが世界に提供できるもの、そして提供する予定のものは、まだまだたくさんあります。 - 「①」と「②」を可能にするために、Telegramは来年から収益を上げる予定です。
私たちの価値観と、過去7年間に行った誓約に従って行います。
現在の規模のおかげで、押し付けがましくない方法でそれを行うことができます。
ほとんどのユーザーは変化に気づかないでしょう。 - 現在無料で提供されている機能は、すべて無料のままです。
ビジネスチームやパワーユーザー向けの新機能を追加する予定です。
これらの機能の中には、より多くのリソースを必要とするものがあり、これらのプレミアムユーザーが料金を支払うことになります。
レギュラーユーザーの皆様は、これからもずっと無料でTelegramをお楽しみいただけます。 - メッセージングに専念するTelegramのすべての部分は、広告なしであり続けます。
1対1のプライベートチャットやグループチャットに広告を表示することは、良くない考えだと考えています。
人と人とのコミュニケーションは、いかなる種類の広告もないものであるべきです。 - メッセージングコンポーネントに加え、Telegramはソーシャルネットワーキングの側面も持っています。
私たちの大規模なパブリック1対多チャンネルは、それぞれ数百万人の購読者を持つことができ、よりTwitterのフィードのようなものです。
多くの市場において、このようなチャネルのオーナーは、時にはサードパーティの広告プラットフォームを使用して、収入を得るために広告を表示します。
このような広告は、通常のメッセージのように見え、邪魔になることがよくあります。
私たちは、一対多の公開チャンネルに独自の広告プラットフォームを導入することで、この問題を解決します。
このプラットフォームは、ユーザーフレンドリーでプライバシーを尊重し、サーバーとトラフィックのコストをカバーすることができます。 - Telegramが収益を上げ始めたら、コミュニティも恩恵を受けるはずです。
例えば、私たちが広告プラットフォームを通じて大規模な公開一対多チャンネルを収益化すれば、これらのチャンネルの所有者は、
そのサイズに比例して無料のトラフィックを受け取ることになります。
あるいは、Telegramが表現機能を追加したプレミアムステッカーを導入すれば、この新しいタイプのステッカーを作るアーティストも利益の一部を得ることができます。
私たちは、何百万ものTelegramベースのクリエイターやスモールビジネスが繁栄し、すべてのユーザーの体験を豊かにすることを望んでいます。
これがTelegramのやり方です。
これによって、私たちは今後何十年もイノベーションを続け、成長し続けることができるのです。数え切れないほどの新機能を立ち上げ、何十億人もの新しいユーザーを迎えることができるようになるでしょう。
その一方で、我々は独立性を保ち、我々の価値観に忠実であり続け、テック企業のあるべき姿を再定義していくのです。
ここより引用:https://t.me/durov/142
※DeepL翻訳を使用、2020/12/23の投稿
私たちユーザーにとって気になるであろうとこを太字にしました。
私的にざっくり簡単に言うと、テレグラムを回し続けるにはユーザー数も増えてきたしいくつか案があります。
- 広告プラットフォームを通じて大規模なお1対多チャンネルを収益化する
- テレグラムが表現機能を追加したプレミアムステッカー(おそらくLINEの有料スタンプっぽいけどNFTのよう性質を持つものかも)を導入すればステッカー作者やアーティストとも利益の一部の利益を得る事ができる。
これらによって循環するプラットフォームを続けるという意味になる。
※補足するとNFTはAが作ったものをBに渡してその後Cに売却した場合、設定した値(数%)とかをNFT作成者Aに送る機能も付けられる。
ということで進めているようです。
テレグラムのクライアントについて
ユーザが使うクライアントについては、基本GPLライセンスでオープンソースとなっています。
そのため非公式のアプリも存在します。
通常使う場合は、開発元が「Telegram FZ-LLC」のものを選択してインストールするようにしてください。


とてもシンプルで動作も速く、複数端末を簡単に同期できます。
操作もしやすくオススメのメッセージアプリです。
サーバ側について
サーバ側のソフトウェアはセキュリティ上の理由でクローズドでの開発です。
テレグラムでは、今後サーバ側のソフトについてもオープンソース化するとしていますが、
現状クローズドなので外部のセキュリティ専門家評価ができない状態になっています。
そのため、この辺はあまり良い評価はされていません。
通常チャット・シークレットチャットについて
通常チャットでは、クラウドベースになっており一度テレグラムのサーバを通して、相手へメッセージが送られます。もちろん通常チャットでもこの間は暗号通信になっています。
シークレットチャットではP2Pを使っており、テレグラムサーバを介さず直接相手にメッセージが送られます。
そのため、接続を確立した同士のスマホ端末でしかメッセージのやりとりができませんが、
通常チャットにはない時間指定での削除やスクリーンショットの検知ができるようになります。
暗号通信・セキュリティ
暗号通信は全てTelegramLLPが開発した「MTProto」というプロトコルで暗号通信を行っています。
256ビット対称のAES暗号とRSA 2048暗号、ディフィー・ヘルマン鍵共有をベースにしているプロトコルになります。
最近よく利用される暗号強度のものですね。難しいので各自検索してください。。
このTelegram LLPが開発した「MTProto」がブラックボックスになっているため、一部の専門家から「本当に暗号化してるのか?」と度々議論になる部分です。
ユーザ層
全体数としてはかなりの勢いで増加しています。
現在公式発表で5.5億人のユーザを突破しました。


海外勢が多く日本人は少ないですが、使ってる人はコアなユーザが多いです。
仮想通貨ブーム時に導入した人も多く、比較的日本人の場合は年齢層は若い気がします。
日本人が使うメリットとしては仮想通貨の情報収集に適しているからというのが大きいかと思います。
エアドロップや、その通貨の最新情報が即座に収集できます。
また、英語圏の情報、ウクライナ、ロシアの情報が手に入るので、それもオススメしたいところです。
国外でも展開されているアニメやゲームであればだいたいチャンネルがありますので参加してみてください。
英語の練習にも、海外ミーム知識増強にもなります。
もちろん大人向けのチャンネルもあっておもしろいです。
また、GPSの許可設定を行っていると最寄りのチャンネルなども検索できるので暇つぶしや交流ができるので楽しめるかと思います。
まとめ
ロシアに情報盗られるのでは?って思う方も納得していただけたでしょうか。。
開発者はフランス人で運用はドバイ、開発者はロシア政府に反抗して国を追い出されてます。
サーバーに関しても世界中で分散運用しています。
- 動作OSは通常使う端末ではほぼ全て対応
- 開発は2013年のロシア。その後ドイツを経て、現在ドバイを拠点としている
- テレグラム開発運用資金は2022年後期からユーザー課金もスタート
- クライアントは基本オープンソース、サーバ側はクローズドソースになっている
- テレグラムのサーバーは世界中にあるため一つの国の法律に縛られる事がない
- テレグラム開発者ドゥールフCEOはロシア政府に国を追い出されている
ですので、自由にメッセージのやり取りを行えます。
もちろん法律に触れる事はダメですがメッセージのやり取りを安全に行えると思います。
この記事は基本ここから引用
Telegram FAQ https://telegram.org/faq#q-how-secure-is-telegram
Telegram (software) – Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Telegram_(software)















