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【Telegram】「n番部屋」事件について

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こんにちは kloopです。

韓国で起きた「n番部屋」事件について解説していきます。
テレグラムに悪いイメージを塗ってきた最低の事件の1つです。

この事件は現在裁判が行われ、無期懲役が求刑されています。

テレグラムと一緒に犯罪を語られるのはいつものメディアのやり方なんだけど、
どうにかならないんかなぁ。国際的にいろんな人と絡めるし良いツールなのに。。

さて、この事件をキッカケにテレグラムを知ったという人もいるかもしれません。

テレグラムはセキュリティに特化したツールですが、
犯罪を犯せば必ず見つかって罰を受けることになります。

それでは解説していきます。

n番部屋事件とは

本記事では事件詳細については触れません。
他に解説サイトがありますのでそちらを確認してください。

テレグラムを利用して何が起きたのか、を重点に解説します。
 

簡単な概要

韓国で起きた集団性犯罪です。とても凄惨な事件なため大きく報道されています。
被害女性達に対して、アルバイトなどの誘いをし個人情報を抜き取り、
自分で性的コンテンツを作らざるを得ないよう仕向け脅迫しました。

ここまで大きくなったのは脅された被害者達が友人知人をさらに引き込んでしまったためです。
ネズミ講を思い浮かべてもらえばわかりやすいかと思います。
つまり被害者が加害者にもなってしまう最悪なロジックになっているのです。

被害者は少なくとも74名。画像を共有していたルームには
重複ありで約26万人ものユーザが会員登録を行い閲覧していました。

そこで犯人が使っていたメッセージアプリがテレグラムになります。

torなどのダークウェブは今回関係ありません。
 

「n番部屋」の意味

「n番部屋」は一つのチャットルームではありません。
1番部屋~8番部屋まで存在したが、2019年9月に消滅し新たに別の部屋が作成されました。
これが全ての元凶です。

今回逮捕された”博士”は「博士の部屋」を作り、収益化システムを開発し運営を行っていました。
「博士の部屋」はランクによってチャットルームが分かれており、
第1段階、第2段階、第3段階とそれぞれ値段も異なり段階が上がるにつれ過激な内容のものを閲覧できる仕組みになっていました。

  • 第1段階:20万~25万ウォン
  • 第2段階:70万ウォン
  • 第3段階:150万ウォン

※1万ウォンはだいたい1000円です

このシステムによって「n番部屋」の運営者は日本円で数千万円の利益を得ており、
金銭を絡めた大規模なデジタル性犯罪と報道されるようになりました。

どのようにテレグラムは使われたか

本事件でのテレグラムは、コンテンツの共有を行うために利用されました。
これはある程度匿名性を担保されたメッセージアプリであったことや、
ユーザー数、APIの対応など総合的にマッチしたからかと思われます。

API開発が可能なことと、テレグラムの匿名性は今回の事件で有効に機能してしまいました。

どうやって金銭の受け渡しを行ったか

これは想像の通り、仮想通貨で行われている。
テレグラムにはAPI機能があり、ユーザをある程度コントロールが可能となっている。

個別ユーザにトークンを発行することができるので、個別にユーザを識別が可能。
これをプログラムでくみ上げることができる。

憶測ではあるが、この機能を使って(作って)集金システムを構築し、
仮想通貨の入金を確認できた会員にチャットルームの入室権限を与えていたと思われる。
運営者の”博士”は仁川工業専門大学で情報通信を専攻し、
成績優秀と報道されていることから何らかの大規模システムを作った事は間違いないだろう。

警察はどうやって犯人にたどり着いたか

おそらくは仮想通貨の履歴から足がついたと思われます。
 

今後の展開は?

まずは元凶の創設者を捕まえないことには事件が進展したと捉えるのは難しいかと思います。

n番部屋創設者は2019年2月に突然チャットルームを協力者に譲り渡し、
その後姿をくらましまだ捕まっておらず、テレグラムのみでの追跡は難しい。

今後はTwitterなど他のSNSから情報を得て捜査を継続している。
SNSのログは時間が経つにつれどんどんサーバから削除されていくため
時間との勝負になります。

しかし、運営者が逮捕されたことによりそこから会員のリストが押収されているため、
ここから芋づる式に捕まる可能性は極めて高いです。震えて眠れハハッ!
大統領も会員全員の調査が必要と見解を出しています。

まとめ

オンラインだろうと犯罪は必ず捕まるが、現状とても時間はかかってしまう。
各自自衛をしなくてはいけない。明日は我が身だ。

本件は「高収入のバイト募集」で被害者が増えてしまったのと、
ネズミ講のように「友達が加害者になってしまっていた」が多いようだ。
後者にいたっては防ぐ術は多くはないです。

しかし何かしら異変はあるはずなので、気付いたら行政機関等に相談しよう。
これからディープフェイクなど巧妙になっていくので巻き込まれないよう注意していこう。

参考:n番部屋事件 Wikipedia